夕焼けこやけの赤とんぼ
負われて見たのはいつの日か
山の畑の桑の実を
小かごに摘んだはまぼろしか
誰もが知っている童謡と幼いあの日の優しい記憶から、切り取られて抜き出てきたような情景が浮かぶ作品です。
黄金色に紅葉した原っぱの上で、お姉ちゃんにおんぶされた妹うさぎが、赤とんぼを見つけて大喜びしています。
足元の籠には桑の実。
きっと、姉妹仲良く桑の実を採りに行った帰りなのでしょう。
疲れた妹を背負って帰った帰り道には、夕焼けと金色の原っぱ、そして赤とんぼの群れが優しく家までの道のりを照らしてくれたのですね。
お姉さんの温かい背中のぬくもりまでもが伝わってきそうな作品です。
【作品ワンポイント】
空を舞う赤とんぼは、極細の釣り糸で持ち上げられております。
赤とんぼの羽は、和紙・胴は粘土で作られています。
※こちらは、サービスケース(約125×160×130mm)に収められております。
この作品は、1点ものとなっております。
実店舗でも販売しておりますので、入れ違いで売り切れとなる場合がございます。予めご了承ください。